日々人 細胞分裂

- 泡沫の妄想を あなたへ -

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

無職の俺に降って湧いた話 最終話(全13話)

いつの間にか恋焦がれていた「メガネ」の彼は別人だった。 何とかその真相が知りたくて、そしてやっぱり彼に逢いたくて。 わたしはその彼が持っていたはずの「メガネ」を持つ人物を探し当てた。

無職の俺に降って湧いた話 第十二話

「依頼した「メガネ」はあの時の彼ではなく、まったくの別人だった。 そのことについて確認したいけど、どうすればいいのだろう」 「依頼遂行を失敗してから、胸騒ぎがする。 自分にはめずらしく指名依頼をしてきた依頼主のことが頭から離れない…」

無職の俺に降って湧いた話 第十一話

余命宣告を医者から告げられてから、僕はこの「メガネ」で過ごす時間に救いを求め始めた。 だれかの為に今日を生きる。しばらくそれを続けてみよう。僕が依頼を遂行することで、それが依頼主の日常に消化されていけば…。それを僕が今日を生きたことにつなげ…