無職の俺に降って湧いた話 第十一話

余命宣告を医者から告げられてから、僕はこの「メガネ」で過ごす時間に救いを求め始めた。 だれかの為に今日を生きる。しばらくそれを続けてみよう。僕が依頼を遂行することで、それが依頼主の日常に消化されていけば…。それを僕が今日を生きたことにつなげたい。