月詠み 日々 細胞分裂

- 泡沫の妄想を あなたへ -

2017-08-06から1日間の記事一覧

右腕を差し伸べて、左手で、

まだ明け方で部屋は薄暗かった。うつ伏せで寝ていたからだろうか。顔の下に敷いていた左腕に、よだれが滴っていてみっともないなと感じる。もう片方の右腕はというと、何かを掴もうとするかのように前方へ伸びている。でもその先には見慣れない壁があるだけ…